SS(ショートストラングル)の仕掛けを考える その2

りんたんさん
りんたんさん
前回の「SS(ショートストラングル)の仕掛けを考える その1」に多くの反響をいただいたので続きを書きます。拍手やコメントありがとうございます。SSを建てる場合、剥げているところで安易に売ってしまうとボラティリティ上昇でやられるし、多少盛ったところで売っても、直後にさらに盛ったら当然やられます。しかもポジション保有期間が長くなるほど日経平均の価格変動リスク、ネガティブガンマリスクにさらされる時間も大きくなります。(セータは取れるけど)よって、SSを建てるなら1.オプションのボラティリティが上昇していること2.出来るだけ短期間のうちにボラティリティが低下すること3.(できれば)建ててからあまり値幅が出ないことこれらを高い確率で満たすのを期待できそうな場面で仕掛けるのが良いのでは。日経平均に値幅が出てしまうのはやむなしとして、ボラティリティに注目してSSで早く好結果がでそうな場面に出動を限定することで価格変動リスクにさらされる期間を短くするわけです。このあたりが「セータをコツコツ取りに行く」という考えと大きく違うところ。もちろん、短期間でのボラティリティ低下を期待しにくい場面では絶対SSを建てるなと決め付けるわけではありません。それなりに盛ったところでSSを建てておけば、その後急変がない限りセータも手伝って何とかなってしまうことが多いのも事実。SSを建てた後に一時的に値幅やボラティリティ上昇が来たとして、そこだけみれば失敗といえるでしょうし、そこを我慢して結局ボラティリティが低下&セータをとれたとすればある意味成功なわけです。とはいえ、最近の相場のように夜から夜で500円クラスの変動が起こる相場では、運よく多少剥げたとしても、それを上回るガンマ効果に機敏に対応しなければ余裕でやられます。また、たとえ夜中まで張り付いていても、朝起きたらナイトセッション終値から200円近く動いていることもしばしば。深夜3時まで起きていても2時間後には水準が大きく変わっているようでは、心理的にも厳しいのでは。(CMEやCFDでデルタヘッジできなくはないですが・・)値幅やボラティリティが逆行したときに、「ココまでは我慢しても大丈夫かどうか」を見極める精度がものすごく重要で、それを見誤ってじっとしていると信じられない大損をすることがあるのがSS。ほんと、今までどれだけ痛い思いをしてきたことか。値幅が出る相場でSSを長期間キープするのは、日経平均やボラティリティの先行きを正確に見極め、必要に応じダイナミックに対応していける相当な強者に限ると思うんですよね。今回、SSについて再度整理しました。前回記事とかぶる面がありますが、オプションのボラティリティについて具体的に考える前に、どうしてSSでボラティリティを重視するのかをもういちど書いておくのが順序かと思い、こんな感じになりました。例によって、反響が多ければ続きを書きます。
りんたんさんのブログ一覧