ドル建ての金は、このところの価格下落を受けて現物需要がアジア勢中心に膨らむとの思惑や、投機筋の買戻しが入り値を戻した。持続的な上昇基調の回復となるかは懐疑的ではあるが、緩和策の縮小開始時期に焦点が絞られていた傾向は弱まりつつもある。ただ、5日に予定されている6月の雇用統計次第で再燃する恐れがあるため、発表を控え依然警戒感は根強い。
一方国内金相場は、日本の景況感の改善や堅調な欧米の経済指標を背景に円相場が弱含んでいるため、下値を切り上げてきている。しかし、ドル建て金の方向感が定まらないため上値は限定的なものと思われる。本日夜間取引時間は、主要な指標・イベントがないため、手がかり難から値動きに乏しい取引展開と思われる。
夜間取引レンジ 4,003円~4,081円
中川
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