映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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持ち合いを上抜けたが雲の下
7月1日の日経平均は13852.50(+175.18)下向きの基準線の上、上向きの転換線の上で、雲の下限13874の手前で見事にぴたりと抑えられた。形の上では三角持合を上に離れていているが、まだ雲の下にあり基準線は下向きであるので抵抗が予想されるが、底打ちして上昇基調にもどりつつあるではないか、と期待されるところ。週足は基準線の上で、転換線の下だが、MACDが底打ちしてシグナルを抜けてきており、きちんと抜けてくれば中期的にも底入れの兆しといえようか。
注目なのは、ドル円の動きである。日足では、基準線転換線の上で101.27まで続く厚い雲の中を上昇中で、100円を越えてゆくにはかなりの抵抗があることがわかるが、日足MACDはゼロラインを超えてきつつあり、再び100円をトライしそうだ。100.35は月足の雲の上限にあたり、4月、5月結局月足では敗退した水準であり、もし月足ベースできちんと越えられれば、長期円安トレンドが鮮明になりそうだが、果たしてその勢いがあるかどうか。
雇用統計を控えているが、ドルは堅調、株も堅調であり、金融緩和が続きながら緩やかなアメリカ経済が拡大するというゴルデイロック状態をマーケットは予想しているのだろうか。とはいえ、強すぎれば緩和マネーが再び縮小する危険もあり、中国経済に対する不安も残っているので、まだ上にくもが立ち込めているというのは、わかるような気がする。
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