先週金曜日の米国株式市場は反落した(DJIA -114.89 @14,909.60, NASDAQ +1.38 @3,403.25)。ドル円為替レートが99円台半ばまで円安方向へ動いたこともあり、中国景気の不透明感にも拘わらず本日の日本株全般は上げた。東証1部では上昇銘柄数が1,360に対して、下落銘柄数は275となった。騰落レシオは95.33%へ急上昇した。東証1部の売買代金は2兆396億円。
TOPIXも日経平均も続伸し、下ひげを引いた短陽線となった。日経平均で見て、半値戻しの@14,179円辺りが当面の目標だろう。1/3戻しは13,590円なのでこれはすでに達成した。これくらいの反発は下げ幅に対する自律反発と考えられる。それ以上の反発となると実力が必要となるので今後の先行きに対する期待がどのように高められるか次第である。特に影響を与えそうな要因は為替レートだが、中国景気の減速も要注意である。
TOPIX +17 @1,151
日経平均 +175円 @13,852円
業種別で見ると、上昇率順に証券(1位)、その他金融(2位)がまたまた上位に顔を出し、保険(3位)、海運(4位)、陸運(5位)と並んだ。株式相場全体が上げてくると証券株も上げてくる。両者の相関関係は非常に強い。