こんにちは。
本日の東京市場は昨晩のシカゴ日経平均先物終値13,180円にさや寄せする形よりも上昇して日経平均が前日比200円以上の大幅上昇で始まりました。
その後徐々に値を消して日経平均が一時は13,000円を割り込んだ為、最近良くある朝の寄付きが高いと下落するパターンとなるかに見えました。
ところが、香港市場などが開いた後の下落への恐怖感からか9:54頃をピークに伸び悩み始めました。
その後香港市場などが開いた10:30頃から11:30頃までの先物への大きな売り仕掛けに釣られて急落しております。
しかし、香港のハンセン指数は前日比200香港ドル以上の上昇で始まっており、日本時間11:30頃でも100香港ドル以上の上昇を保っているにも拘らず、先物や東証の現物株下落で恐怖心がおきたのか、どんどん下落しています。
前日に後場が香港のハンセン指数が下落したことを受けてギャップダウンして始まったことを思い出して、急落を恐れているのかもしれませんが、日本よりも中国本土の影響を受け易い香港のハンセン指数が時上昇を保っている間に日経平均が前日比マイナスに転落しているのは恐怖心を煽られた以外には意味不明です。
為替相場も確かに朝方よりも円安ドル高となっていますが、特に前日同時間対比で特に大きな変化はありませんから、このことを理由にするのもおかしく、香港のハンセン指数は上昇を保っているだけでなく、やはり前日同時間対比で上昇しているのですから、先物に煽られた恐怖心以外の理由が見付かりません。
東証の昼休み時間中に香港のハンセン指数が値を崩さなければ、昨日と逆に後場の寄り付きはギャップアップしてスタートし、昨日同様に14:00過ぎから香港のハンセン指数の後場の値動きを確認しながら値を戻していく展開になるのでしょうか?
恐怖心以外の説明がつかない意味不明の相場展開となっていますね。