日産自動車は、カルロス・ゴーン社長の昨年度の役員報酬が９億８８００万円だったと明らかにしました。
カルロス・ゴーン社長は、２５日に開いた日産の株主総会で株主からの質問に答え、昨年度の役員報酬が１年前より１００万円多い９億８８００万円だったことを明らかにしました。
ライバル・トヨタ自動車の豊田章男社長の１億８４００万円、ホンダの伊東孝紳社長の１億２３００万円を大幅に上回って、上場企業の役員としては最高額になる見通しです。
日産は尖閣問題の影響などで、昨年度の連結決算で４年ぶりに営業利益が減少しましたが、今年度は円安などを背景に１６．５％の大幅な増加を見込んでいます。
