金【短期的には押し目買い】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

週明け24日の東商金日中取引は、先週末21日のNY金相場の上昇と為替市場での円安・ドル高を背景に、手仕舞い買いが先行し前週末比35円高の4,122円で始まった。その後は、株式市場（日本・上海・香港のアジア市場）と為替相場を眺めながら一進一退の動きとなった。

為替市場では、米量的緩和の年内縮小懸念を背景としたドル高の流れは継続中で、今週発表される米経済指標が比較的良好な内容となれば、相対的にドルは堅調に推移し易い。また、夏の参院選の前哨戦となる東京都議会議員選で自民・公明両党が圧勝した事で、安倍政権にとって参院で野党が多数派を占める「ねじれ」の解消に向け、弾みがついた事で、参院選後の政権安定への期待感から株高・円安に進む可能性が意識されている。問題は、NY金相場が1,300ドル台の根固めを早い段階で出来るかにかかっている。

本日の東商金夜間取引は、（17：00）独6月IFO景況指数くらいしか注目する経済指標の発表は無く、日中取引と同様に、欧米の株式市場と為替相場及び時間外取引を眺めながら、売り買いが交錯する展開と思われる。NY金は、週間ベースで約2年ぶりの下落幅を記録した事で、ショートカバーによって短期的には上昇する可能性がある。押し目は買いが有効と思われる。


夜間取引レンジ　4,027円～4,133円　

池末

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