20日のニューヨーク株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和の縮小が近づいたとの見方から二日連続で急落した。大企業で構成するダウ工業株平均は前日比353・87ドル(2・34%)安い1万4758・32ドルで取引を終えた。終値では5月1日以来の安値。一日の下げ幅としては2011年11月9日以来、約1年7カ月ぶりの大きさとなった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は78・57ポイント(2・28%)安い3364・63だった。
FRBのバーナンキ議長は19日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、このまま堅調に景気が回復すれば今年後半に現行の量的緩和を縮小し、来年半ばには緩和を終える見通しを示した。金融市場への巨額の資金供給が減ることへの不安から、株式市場は前日に続いて全面安となった。
(朝日新聞)
価格変動リスクの高い資産から一斉に資金を引き揚げる動きが活発化されるのか
アベノミクスの効果は果たして・・・・・・