米国、量的緩和の年内縮小⇒株安

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅反落した(DJIA -206.04 @15,112.19、NASDAQ -38.98 @3,443.20)。FOMC後の会見でバーナンキFRB議長が量的緩和の年内縮小に言及したことを嫌気したものだった。これを受けて、本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では上昇銘柄数が465に対して、下落銘柄数は1,168となった。騰落レシオは79.84%。東証1部の売買代金は2兆2962億円。米国の金融緩和縮小はドル高を意味したので、為替レートは昨日よりも円安方向へ動いた。

TOPIXも日経平均も反落し、短陰線で終えた。長陰線とならなかったのは為替が円安方向へ動いたからであろう。日経平均は10日移動平均線にほぼ接するまで反落したが、TOPIXは下げたと言え、まだ10日移動平均線の上にある。したがって、相場全体の時に利はまだ買いである。そうは言っても首の皮一枚で繋がっているようなか弱さである。

TOPIX -15 @1,092
日経平均 -231円 @13,014円

業種別で見ると、下落率順に不動産(1位)、鉱業(2位)、その他金融(3位)、証券(4位)と並んだ。最近は上げる時も下げる時も不動産、その他金融、証券は頻繁に上位に顔を出す。
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