おはようございます!
昨晩のシカゴ日経平均は終値はドル円が94.23円くらいで12,515円でしたが、米国時間の朝13:00頃にドル円が94.1円くらいになって12,465円となっていて、NY市場が開いている時間帯の実質的な最安値となっています。
基本的にNY市場の開いている時間帯では右肩下がりの傾向になっており、これは米国株の平均株価先物価格の変動と同じ傾向となっています。
東京市場の日経平均は終値は12,686.52円でしたから、東証終値比からみて-171.52円になり、シカゴ日経平均前日比では-410円となったようです。
通常、東証の日経平均は朝方にシカゴ日経平均の終値にさや寄せする傾向からすると、月曜日の東京市場の日経平均は前日比で-170円から始まることになりそうです。
なお、ドル円相場のシカゴの終値は94.23円で前日が94.80円だったので、前日比では0.57円の円高ドル安となったようです。
現地時間で9:40頃に95.15円から95.06円、9:45頃に95.06円から94.70円、12:40頃に94.25円から94.03円と何度か円高が進んだ時間があり、最高値は11:15頃に付けた93.92円だったようです。
そうした為替相場の影響を受けてシカゴ日経平均の価格も振り回されているようで、日経平均の最安値はほぼ最も円高ドル安となっていた時間帯に付いたものだったといえそうです。
こうしてシカゴ日経平均の価格を見ていると、94円を切るような円高になると日経平均も12,400円台へ下落することになるのでしょう。
外国系の機関投資家はそうした数値を頭に入れて先物を動かしてくるようなので、ドル円相場を94円を切るような円高になるように仕掛け的な円買いを仕掛け、それに合せる形で日経平均も12,400円台へ下落する局面があることは想定しておく必要がありそうです。