映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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もう一息くれば

8日のNYダウは大きく上昇、4月7日の直近の高値12733、2月27日の高値12756、2月1日の高値12767、1月10日の高値12822も抜いて、12849(228ドル高)で終わった。ただしネックラインにあたると思われる、一月の底値の前の高値1月10日の12931にはまだわずかにとどいていない。 日足では転換線も抜け、雲の上12592も大きく超え、雲の上にでてきた。しかも日足のMACDは上げに転換、RCIも方向を急速にかえて上げに転じている。週足では結局、基準線12798近辺でとまったことになるが、MACDはまだマイナス圏であるものの上げに転換、注目していた月足も基準線を大きくこえ転換線12916にせまる動きである。とはいえ週足は基準線を超えられておらず、週足の転換線も越えられていないことからみると、株価の先行は予断を許さない。とはいえ、警戒は必要だけれども、底はかなり固くなった気がする、
 アメリカの実態経済についてニュースは、どれもかんばしくない。だが、シテイの損失が大幅なものであったにもかかわらず、悪材料で尽くしのためか、株価はその後上昇、どうやらアメリカの実態経済の悪化もこのへんが当面のボトムだろうというのが市場の雰囲気なのであろうか。
 為替のほうも、大きくドル高にふれている。現時点では103円の前半だが、日足では転換線101.64をこえてきて103-104円台にレンジが移動したように思われる。RCIは低下しつつあり、MACDもまだマイナス圏、週足をみるとまだ週足転換線102.02をちょっとこえてきたところ。105円にはしっている週足基準線はまだかなり距離があるので、こちらも本各反騰というのは、まだ準備不足かもしれないが、月足RCIもわずかに上昇中、円高ドル安への下げ局面の峠はさしあたりは越したのではないかと思いたくなる。
 そこでわれらの日経平均だが、NY上昇で、為替は円安ということであれば、買われることは間違いない。日足一目では雲の中ごろまで戻し、週足でも転換線を多きく上回ってきている。そして長期投資にかかせない月足のRCIはわずかづつ上昇しつつあり、長期的にはボトムをつけて上げに転じたという兆候と思われる。ただ、上昇の波動にのっかったとはまだ思えないでいる。もう一息順調に戻してゆけば、完全に下値を固めて上に挑戦する形になるだろうが。
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