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金【市場は都合の良い解釈だが、漁師は潮を見る!】
11日の東商金日中取引は、昨日にS&Pが米国のソブリン格付け見通しを「弱含み」から「安定的」に上方修正した事からドル円が上昇(一時99.29銭の高値を付けた。103円台から95円割れのドル安に対する半値戻しレベル)した事に加えて、週明け10日のNY金相場が、セントルイス連銀のブラード総裁の出口政策に慎重な発言した事や株式市場の伸び悩みなどから上昇した事を背景に、手仕舞い買いが先行し、前日比29円高の4,411円で始まった。その後は、本日に公表される日銀金融政策決定会合の結果を待つ構えとなり、4,400円台前半での攻防となったが、正午頃に日銀金融政策決定会合の結果が公表になると、為替相場を始めとして相場は一転し急落した(市場では、固定金利方式の共通担保資金供給オペの満期までの期間延長や資産買入れの増額を見込んでいた為、これらが見送られた為、市場は失望してドル売り・円買いで反応した)。午後は、15:30頃に予定されている、黒田日銀総裁の記者会見を控えて、一進一退の動きが続いた(会見で、市場を納得させるだけの説明が出来るか、今後の追加緩和に関して何らかの示唆するコメントがあるか否かがポイントとなる)。
先週末の米雇用統計発表以降、各国市場は都合の良い解釈をして、相場は乱高下している様に見える。本日の東商金夜間取引は、(17:30)英4月鉱工業生産、(23:00)米4月卸売在庫の指標発表ぐらいしか無く、日銀の決定に対して、欧米市場がどの様に反応するかが注目となり、本日も為替相場に左右される展開となると思われる。
夜間取引レンジ 4,333円~4,422円
池末
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