もうメインPCは5年以上無線キーボードと無線マウスを使っている。私はPC本体はでかい箱を使って机の下に置くことで静音性を保つスタイル。そのため有線だと線が邪魔で仕方ないので早々に別れを告げたのである。でも無線は無線でレシーバーの場所に気を使ったり、電池の交換をしてあげたりしないといけないので欠点も結構あるもんだ。
今回はその欠点をだいぶ解消できると考えて買い替えをしてみた。買ったのはLogicool社製の「MX5500 Revolution」。メーカーサイトはこちら。
特徴としてはまずキーボード・マウスともにBluetooth接続。USBメモリサイズのレシーバーが付属しておりペアリングも済んでいるのでレシーバーをPC裏に挿せばすぐに使用可能、特別なドライバもいらない。その後に付属のCD-ROMからソフトをインストールすれば全て終了。セットアップは非常にカンタンだった。Bluetoothは通信可能距離が10mくらいあるので、レシーバーの位置はPC裏で全く問題はない。
もうひとつ私の中で重要だったのが電池の持ち。マウスは2時間充電で2週間くらい持つらしくストレスフリー。今までBluetoothは消費電力が最大の弱点だったが、それが解消された形。
キータッチはかなり柔らかめで、メカニカルなのが好きな人にはダメかも。最近のキーボードにありがちなマクロ系のボタンは少なく、音量の上げ下げボタンとアクティブウィンドウを切り替えるボタンくらい。ちょっと面白いのはキーボードに小さなディスプレイがついていて、時計・音楽再生時の曲名・温度計・メール新着情報などが表示できる。あとは電卓ボタンを押すとWindowsの電卓が出てくるのではなくキーボード内蔵の電卓機能が立ち上がる。10桁までの計算ができ、計算結果は勝手にクリップボードにコピーされる。とりあえず時計が表示できるのは意外と便利だなと感じている。
マウスはレーザータイプのもので赤いLEDの光は出ない。特殊な機能としてはSearchボタンがついていて、マウスでWebサイト上などで言葉を暗転させてそのボタンを押すとグーグルなどで検索した結果が新しいウィンドウで表示される。ブラウザ上でなく他のソフト上で選んだ言葉でも検索できてプチ便利機能。
欠点を上げるとするとファンクションキーが小さめなこと。普段は使わなくてもネトゲなどでは結構大事なキーだったりするのである。
キーボードとマウスごときに2万円弱も出すというのは賛否両論なんだろうが、PC本体よりも長く使ったりする上に、毎日毎日直接触るものなわけで自分にぴったりくるものを買うというのは結構大事だと私は思っている。