影さんのブログ
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拙者の回想 [2] 再び株を始めたのは…
それは今から3年前、銀行に預けておいた預金が満期になった日のこと。預けた当時、わが国はゼロ金利⇒量的緩和の流れで限りなく金利はゼロに近いのはわかっていたものの、前述の日記通り株を始めとするリスク商品には手を出さないと誓っていた拙者は、半ばあきらめつつ銀行に預金していた次第。しかし、いざ満期の計算書を見てびっくり。
「なんじゃ、こりゃ~!!」
利息とは名ばかりで、これはいったい何?電車賃?ATM手数料?と言いたくなるような程度しかついていない。試供品のアルミホイルやラップ、洗剤の方が金利より高いのではござるまいか?と言いたくなってしまった。
子供が訳あって私立校に通うこととなり、いよいよお尻に火がついた拙者は、現状打破のためまず書店に駆け込みマネー誌を買い、穴が開くほど熟読した結果、投資信託から始めてみることにした。
まずは近所の銀行へ。そこでコンサルタントのお姉さんより親切にご教授頂き、何日か通ってみた。(ちなみにそのお姉さんは美しい方ではあったが、決してそれが目当てではなく、ひたすら情報収集に腐心したわけでござる。)ネット情報で銀行の投資信託は手数料が高いとは知っていたが、何せ素人の拙者に対面で懇切丁寧にご教示してくれるし、セミナーまで開催してる。これは情報料と思い、幾つか投信を申し込んだ。
ちなみにこの当時申し込んだ中国株投信は成績優秀で、サブプライム問題でひと頃よりは下がったものの、依然倍増の成績を収めている。
その後、ネット証券にも口座を開設し、J-REITを2本ほど購入。これも上げ相場の頃で順調に増えていった。配当金目当てだったので、これは良いものを見つけたと思った。その勢いで、次はいよいよ現物株を17年ぶりに買ってみた。
銘柄は、9533 「東邦瓦斯」。安定業種で割安だったというのが理由。これも調子良く、購入から2週間で10%上がったので即売却した。やはり、17年前のトラウマがあったのでござろう。とにかくプラスで終わってみたかったというのが正直なところでござった。
恐る恐るの再スタートだったが、慎重にことを進めていったので、ここまでは順調だった。時は2006年5月、ライブドア問題も東証一部銘柄には何ら関係ないと思っていた拙者にとって、この時点で長く続いた上げ相場がピークをつけていたとは気付く由もなかった。
(つづく)
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>。(ちなみにそのお姉さんは美しい方ではあったが、決してそれが目当てではなく、ひたすら情報収集に腐心したわけでござる。) 自分は最初こっちで行ってしまうかも(笑)
ライブドアショック、当時ニュースで知っていましたが株式投資を始めた現在、その衝撃のすごさを始めて知りました。
現在自分は、サブショックをもろに体験しているので凄さが実感できる。日経18000~17600に突入⇒見事大敗、当時サブショックなど知らない私には恐ろしい事だった。
ご来場、ならびに拙者日記へのコメントかたじけのうござる。
貴殿の頁も拝見させて頂き申したが、なかなかに良く学ばれているご様子、拙者感服致した次第。サブプライム・ショックから、拙者もようやく立ち直って参ったところにつき、今後とも情報交換させて頂ければありがたき幸せにござる。
どうぞよろしくお願い致しまする。