TOPIXも日経平均もほぼ寄り引き同事で上下に長いひげを引いた。ザラバでは荒れ、売り買いが大きく交錯したが終値は寄り付き近辺に収斂した。ということは売り買いの圧力がほぼ拮抗したとも考えられる。騰落レシオが久々に80%を割り込んできたこともあり、そろそろ下げ止まりか下げ止まりが近いと考えられる。今日は大きく円高方向へ動いたが、その割には日経平均の下げが小さかった。日経平均は本日のザラバでは12,548円まで下げる局面もあったが、日銀の異次元緩和が発表された4月4日の終値@12,634円を一瞬割り込んだことで調整目標の達成感が支配的になったようである。今週の日経平均の週間下落幅は897円となった。これは東日本大震災直後の2011年3月14~18日の週に記録した1,047円(10.2%)以来の下げ幅だった。
TOPIX -13 @1,057
日経平均 -26円 @12,877円
10年物国債の利回りは0.8%台で定着してきた。
業種別では以外にも不動産、電気・ガス、その他金融の3業種だけは上昇した。さらに証券の下げもほんの僅かだった。