金【予想を下回るか？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、為替相場の急激な円高・ドル安進行を受け手じまい売りが先行して始まり、前日比33円安の4429円で寄り付く。その後も、日経平均の値下がりとともに円高進行となり4400円の大台を割り込み、結局前日比70円安の4392円で終了。

重要指標である米雇用統計(21：30)を今晩に控え、各金融市場は思惑に翻弄される取引展開となった。国内外とも、雇用統計に対する警戒感は高まっている。ここまでの直近の雇用関連指標は、いずれも予想を下回るものであった。そのため雇用統計に関しても、非農業部門就業者数(市場予想16万から17万程度)も予想を下回るのではとの見方が増えて来ている。いずれにしても、バーナンキFRB議長の5月議会証言後、最初の発表となるだけに注目度は高い。

本日夜間取引時間は、米雇用統計発表(21：30)前は積極的に仕掛けにくい。また、日中取引の大幅安による不安心理の高まりで、発表数字に関わらず乱高下する恐れもある。ドル建て金相場・円相場ともに方向性を見極める必要があるため、安易な判断にならないよう十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ　4,333円～4,465円　


中川

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