経済産業省資源エネルギー庁が5日発表した3日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、前週(5月27日)比10銭安の1リットル当たり151円60銭となり、13週連続で値下がりした。指標となる中東ドバイの原油相場が下落したほか、外国為替市場で円高が進み輸入コストが下がった。
調査した石油情報センターは「一連の値下がり過程では、輸入コストが上昇した場面でも、販売店同士の競争が激しく小売価格に転嫁できなかったところもあった。今回は下げ幅が限定的だった」としている。
値下がり幅は、滋賀の90銭安が最大で、鳥取が70銭安、神奈川が60銭安と続いた。