南アフリカ経済はどこへ向かうのか?



当ブログをまめにご覧になっている方はお気づきになっているかもしれませんが、
最近、南アフリカランド建て個人向け社債の発行が途絶えていました。

6月7日(金)からノルデア銀行の南アフリカランド建て個人向け社債が販売になりますが、
その前の販売はいつかとさかのぼると、
5月10日から販売されていた韓国輸出入銀行の南アフリカランド建て個人向け社債以来、
実にほぼ一か月ぶりとなります。

この一か月、南アフリカ経済は結構大変なことになっています。
詳しくは相互リンク先の南アフリカランド研究所(ランケン)をご覧いただければと思いますが、
・昨年からはじまった鉱山ストライキの影響で製造業を中心にGDPが停滞
・世界銀行も、南アフリカの今後の成長率見通しを引き下げ
・貿易赤字も大幅に悪化
と、実体経済がかなり厳しい状況になっています。

こうした中で、まずCDSが急激に悪化しています↓


(source:Bloomberg)

現在ではCDSは200に近づこうかと水準に達し、
東京電力やスペインの水準に迫る勢いです。

同時に、南アフリカ国債利回りも急上昇しています↓


(source:TRADING ECONOMICS)

なんと一ヶ月で5.8%から7.2%まで約1.4%も上昇しています。

ドル/ランドも以下の通り。


(source:Yahoo! Finance)

南アフリカランドが、対ドルで一ヶ月で10%近く下落しています。

このように南アフリカの経済指標が大きく揺れ動く中で、
南アフリカランド建て個人向け社債の販売も様子見だったということかもしれません。

ひょっとすると長期投資の観点からは南アフリカが買いなのかもしれませんが、
実際に投資するかどうかを決断するのはなかなか勇気のいる状況ですね。

今後とも、南アフリカランド建て個人向け社債の発行があればフォローしつつ、
南アフリカ経済の動向についても注意深く見守っていきたいと思います。
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