イオンモールは、公募増資などで最大約678億円を調達するそうです。
調達資金はショッピングセンター(SC)の新店投資に充てるそうです。
2014年2月期の連結経常利益は4期連続で過去最高を更新する見通しで、成長投資を加速させるようです。
ファイナンスによる既存株主への影響にも配慮し、配当性向のメドを15%から20%に引き上げるそうです。
公募増資は最大で現在の発行済み株式数の約13%に相当する2350万株になり、需要動向次第で追加売り出しも実施するそうです。
主幹事は野村証券が務め、公募価格は12~18日に決めるそうです。
親会社のイオンの株式保有比率は現在55.8%で、新株発行により50%を割り込む可能性があるようです。
ただイオンフィナンシャルサービスなどグループ企業の持ち合い株などを含めれば5割強となり、増資後もイオンの連結子会社は維持する見通しのようです。
イオンモールはイオンのデベロッパー部門を担う中核子会社で、国内に加え中国やマレーシア、インドネシアなどアジアでも積極出店を進める方針を打ち出しており、調達した資金で成長投資を推し進めるようです。
また、7月31日を基準日として株式1株を1.1株に分割することも発表し、年間配当は前期実績と同じ22円を維持する方針で、実質増配となるようです。
かなり希薄化しますね。
成長投資の加速はプラス要素ですが、希薄化の方が勝って、株価は下がってしまうんでしょうかね。
8905:2,549円、 8267:1,154円、 8570:2,590円