金【経済指標の発表次第vs下値固め】

日中取引時間は、週末31日のNY市場の下落に加え為替相場の円高・ドル安を受け手じまい売り先行で始まり、前日比92円安の4515円で寄り付く。その後は、NY時間外・円相場の落ち着きを背景に買い戻しが入り下げ幅を縮小する時間帯もあったが、結局前日比96円安の4511円で終了。

米経済指標の改善を背景に量的緩和の早期縮小懸念が再燃、インフレヘッジとしての金は売られている。米金融当局は、毎月850億ドル相当の米国債と住宅ローン担保証券を購入している。しかし、経済成長に持続的な改善傾向があると判断すれば、資産購入ペースを減速させる可能性がある。

米国では今週、重要な経済指標の発表が相次ぐため、発表次第の動きが続きそうである。しかし、その一方で安値圏での現物需要は引き続き旺盛であるため、下値固めの局面と思われる。

本日夜間取引時間は、5月のISM米製造業景況指数(23:00)、4月の米建設支出(23:00)などの経済指標に注目する。


夜間取引レンジ 4,461円~4,537円 

中川


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