米経済指標の改善を背景に量的緩和の早期縮小懸念が再燃、インフレヘッジとしての金は売られている。米金融当局は、毎月850億ドル相当の米国債と住宅ローン担保証券を購入している。しかし、経済成長に持続的な改善傾向があると判断すれば、資産購入ペースを減速させる可能性がある。
米国では今週、重要な経済指標の発表が相次ぐため、発表次第の動きが続きそうである。しかし、その一方で安値圏での現物需要は引き続き旺盛であるため、下値固めの局面と思われる。
本日夜間取引時間は、5月のISM米製造業景況指数(23:00)、4月の米建設支出(23:00)などの経済指標に注目する。
夜間取引レンジ 4,461円~4,537円
中川
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