モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望122
相場の振れ幅が大きく、なかなか、面白い状況である。金曜の終値は、日経平均は13770円であったが、シカゴは13450円で取引を終了している。円は、100.40で取引を終了した。
13200円は、割れないだろう。ここが、買い時であろう。などと言われているが、果たしてというところである。
急上昇し始めたのが4月である。その時点での日経平均は12000円ぐらいであった。日本の企業の希望為替レートが95~100円である。日経平均は明らかに為替で動いている。日経平均が100円より上で、維持されているのであれば、底値はこのあたりであるかもしれない。しかしながら、100円より下であれば、はたして、日経平均は、13200で維持されるのであろうか?
日経平均が、週の半ばに、14000を回復したが、その戻り高値で、日経平均先物を、売り、何度か、利食いした。個別銘柄で、さげそうなものを、空売りしておいた。
アメリカの株も、そろそろ、調整に入りそうなので、日経平均も、いったん、13000円を割ってもおかしくないと考えているので、様子を見ながら、短期での売り買いが有効ではないかと考えている。割安銘柄は、持ち高は、減らしたが、そのまま保有したままである。
持ち高を減らしたものの、それらの銘柄は、下落しているわけでなく、値を戻しているものもある。やはり、割安銘柄戦略は有効性が高いようである。
今週は、6月6日にECBの政策金利があり、その日に、アメリカの失業保険がある。そして、来週は、6月10日、11日に日銀の金融政策がある。おそらく、日銀前に、円高、株安も、いったんは止まると考えている。それから、日銀の対応次第で、円安、株高になるのか、あるいは、円高、株安が継続するのか、というところであろうか。
アメリカの金融政策が緩和から引き締めに動く可能性があり、その際、ダウの動きが、どうなるのかわからないので、買い一色に振り向けるわけにもいかないところである。
中国の動向も、注意する必要があり、中国は、景気浮揚策をおこなわないとしている。しかしながら、ユーロ圏の政策が、ひきしめから、緩和へとうごくというところなので、そうであるならば、中国の景気も、いったん持ち直す可能性もありそうである。
<為替相場>
ドル円 99.20~102.20
ユーロ円 128.20~131.20
ユーロドル 1.2820~1.3150
ユーロの動きが、問題である。景気を下支えするために、金融緩和を、推し進めるが、それは、経済状況を様子見しながらということであり、少しばかり、意味不明なところもある。来週に、日銀の金融政策があり、これに対する為替相場の動きが問題になるというところであろうか。6月4日に豪の政策金利もあり、ユーロ、中国、豪の経済的つながりによる為替の動きが面白くなりそうである。豪ドルが、チャート的に、いったん下げ止まりそうであるが、果たしてというところである。0.9550あたりで、拾いに行ってもよいが(0.9450にロスカット)、日経平均の動きの方がおもしろいので、そちらに注目している(1.0200あたりで、売っておいてもよかったなと、いま、少し、後悔しているところである)。
<株式相場>
日経平均 12980~14000
日銀の政策発表の前に、今週中に、いったん、13000円を割り込むのではないかと考えているところである。
株は、買うのであれば、割安銘柄狙いである。持ち株の一つの、業績回復銘柄の、訴訟が片が付いたようであり、少し値を戻している。しばらく、持っておくつもりである。
アメリカの金融政策のおわりの後の相場は如何にというところである。
こんばんは!
日経平均は先週末に月末ドレッシングがあってあのレベルで、しかもNYが下げてその影響があるはずなので、月曜日に13500円はあっさり割込みますよね。
そうすると、13000円割れは直ぐなので、それがないというのはちょっと強気すぎるかも…
アメリカの金融引き締めは観測気球を上げる度に相場があれて下落しているから、直ぐには無理と見ていますが、さてさて…
日経平均の動きを見ていると、円の高安が関係しています。ダウが強くても、下げる時があるのもそのためです。
今後の日経平均の動きは、円の高安にリンクしてくると考えています。
この場合、日経平均の動きを予想するよりも、円の高安を予想するほうが、その値動きが読みやすいと考えています。