野付半島の車両行き止まりまで来ました。

ラッコの愛車とラッコの好きだった曲と共に。

だけど私独りぽっちだよ…


カッコウとヒバリの声が聞こえているけれど…


野付半島
まだまだずっと先へ続く道…見えなくなっている、あの先にラッコが居る気がして…


あそこまで行きたいのに行かれない

ずっと一緒に生きたいのに生きれなかった私達みたいだね…


いま、私は本当に独りぽっちなのだと
痛い程気付かされて、涙がとめどもなく溢れてきて動けないよ…


野付半島の霞んだ突端
それはまるでラッコが命の限りが見えているのに、がむしゃらにつき進んだ日々の様…


残された先を、自分勝手にならず、
無欲な時間を微笑んで過ごしていたね


なにをゴールに決めて?
なにを犠牲にしたの?

まだわからない

きっと最後まで
わからないでしょう…


しぃ
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