金【ファンド勢のポジション調整に注意】

週末31日の東商金日中取引は、30日のNY金相場が米経済指標発表に伴う、量的緩和の早期縮小観測の後退やドル安・ユーロ高を受け、2週間ぶりに1,400ドル台を回復した流れを背景に、手仕舞い買いや週末・月末のポジション調整の動きから、前日比41円高の4,608円で始まった。その後は、NY金時間外取引の上昇や円相場が株高に支えられ落ち着きを見せている事などから、一時は58円高の4,625円まで買われる場面もあったが、結局は始り値を挟んでの4,600円台の攻防となった。

本日の東商金夜間取引は、(18:00)ユーロ圏4月失業率、ユーロ圏5月消費者物価指数・速報、(21:30)米4月個人所得、(22:45)米5月シカゴ購買部協会景気指数、(22:55)米5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値の経済指標発表などが注目となる事から、昨日と同様に欧米市場での為替動向に注意が必要となる(昨日は、欧州時間は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用を見直す可能性があると報じられた事で、外債投資拡大の思惑からドル円は一時101円台後半の高値を付けた。その後は売り戻され、米国時間はこの日に発表された経済指標が弱めとなり、100円台半ばまで水準を切り下ている)。週末・月末要因と来週のイベントを控えてのファンド勢のポジション調整の動きに注意!


夜間取引レンジ 4,567円~4,655円 

池末


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