偶然にも2週続けて木曜日の暴落でした。名付けて「Black Thursday」?
もしかすると相場の歴史に名を刻みそうですね。
ところで直近の投資主体別動向を見る限り、大幅に買い越しているのは個人だけで
外国人は当然売り越しに転じています。
しかしヘッジファンドにとって今の東京市場ほど美味しい市場はないと思うので
国内の機関投資家が買い出動に向かわない限り
彼らは個人のパニック売りを待っているかも知れません。
因みに、東京市場は今日も大きく下げましたが、セリクラにはほど遠いので
嫌な予感はまだ続きます。
つまり明日戻したとしても、近日中に倍返しの下落が起こらないとも限りません。(((゚Д゚;)
中でも新興市場はミソもクソも買われ過ぎたので
ここから先はクソの方に手を出すのは非常に危険ではないかと思います。
とはいえ、クソが売られればミソまで一緒に売られる可能性もあるので
暫くの間新興銘柄の高値は追わない方が賢明ではないでしょうか。
特にボラの大きいバイオ銘柄は要注意でしょうね。
もうこれ以上再生医療だけで引っ張るのは限界の様な気がして仕方ありませんし
半年続いただけでも驚きの一言に尽きます。
ただ興味を惹くニュースもあります。
政府が年金積立金管理運用独立法人(GPIF)の運用緩和を検討しているという話です。
つまり、GPIFの運用資金112兆円を有効活用しようという考えだと思いますが
何とか参院選までは市場を混乱させたくないという気持ちの表れかも知れません。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPT9N0DX03R20130530
さて、明日も東京市場は乱高下するのでしょうか?
とにかく仕掛けが多いので、まるで個人投資家の一団が地雷を避けながら進んでいる様な気がします。
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