チャートが大きく崩れたので・・・

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -106.59 @15,302.80, NASDAQ -21.37 @3,467.52)。さらにドル円為替レートが100円台後半まで円高方向へ動いたため、本日の日本部全般は大幅下落した。東証1部では上昇銘柄数が62に対して、下落銘柄数は1,640となり全面安となった。騰落レシオは97.37%へ急落した。東証1部の売買代金は3兆3708億円。

TOPIXも日経平均もギャップダウンして始まり、長陰線でさらに下げて終えた。非常に弱い相場であった。昨年11月中旬を点とする上昇トレンドラインを割り込んだ(4月初旬の下げを外れ値として無視)。ここまでチャートが崩れてくると、今後反発したとしても戻り売りに押されて下げトレンドに転じるか横ばいとなる可能性が高まってきた。年初来高値更新は当分の間なさそうである。ありそうなシナリオは、本日大きく下落したので明日から数日間は小幅反発を続けたのち再度反落するというパターンだがはたしてどうなるか?

TOPIX -44 @1,134
日経平均 -737円 @13,589円

株価が下げると資金が債券市場に逃げるので、国債が買われて利回りは下げるはず。10年物国債の利回りチャートで確認してみると、やはり利回りは低下した。



業種別でみると、下落率上位には不動産、倉庫・運輸、その他金融が並んだ。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
優利加さん

その通りですね。相場を動かしているのは人なので、チャートを崩しているのも人です。大きな資金で意図的に自分の望む方向へ相場を引っ張ろうという筋は常に存在するでしょう。我々はその流れに乗るしかないです。

こんばんは!

 

今日はチャートが崩れたというより、崩しに来た人たちがいたという方が適切と思いますよ。

 

東証一部の時価総額は3.7%下落、日経平均は5%強の下落、と下落率に乖離が見られます。

 

また、日経平均の下落への寄与がトップのファーストリテイリングが約167円となっており、約4分の1を1銘柄と云う極端なものになりました。

 

これは崩しに来たとしか言いようがありません。

 

それを受けて狼狽売りに走ったり、相場の流れをフォローする人たちが下げを加速させれば、悪い方へ動くとは思いますが…

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