今日も東京市場は何時も通りCMEに鞘寄せして始まりましたが、あまりにも上値が重い上に
何だか嫌な予感がしたので急遽投資資金の70%近くを回収しました。
東京市場は昨週暴落を経験しましたが
NYや欧州市場も日本と同じ様にほぼ一本調子で上げて来た経緯があり
過去の株価水準に比べれば加熱気味であることに変わりはありません。
(私自身もこのところ過熱気味だったのでCPを上げる良い機会だと判断しました)
最も気になるのは米国や日本の国債金利の上昇です。
米国国債10年物は利回りが2.19%まで上昇。
先週の株価暴落以降やや下げていた日本国債10年物の利回りも現在0.93%まで
じりじりと反転して来ました。
こうした背景には、QE3の縮小を警戒するヘッジファンドの売り仕掛けが絡んでおり
間もなく訪れるであろう過剰流動性相場の終焉を見据えた行動であるとも言えそうです。
ですから東京市場の暴落と同様の事態がNY市場でも起こる可能性があり
そうなれば連鎖反応で世界同時株安に発展する恐れもあります。
但しここまでの話は 私の勝手な想像であり、決して売り煽っている訳ではありません。
私自身もまだ「ど真ん中銘柄」はしっかりホールドしていますし
心の片隅では「まさか非常事態は起こらないだろう」と高を括っている面もありますが
あくまでも念のため、不測の事態に備えてCPを高めておく決心をしたまでです。
(何故か嫌な予感だけは良く当たるので)・・・・・ ( ̄~ ̄;)
因みに海外で高い死亡率を有する新型のノロウィルス感染が広がりつつあります。
有効な治療法は無く、人工呼吸器と補液で延命を図ることしか出来ません。
そこで思い出すのが世界中の株価が一斉に暴落する幾つかの要因です。
勿論最大の原因は金融不安ですが、その他に戦争、テロ、核問題などのいわゆる地政学的リスク
そして大災害や伝染病などもその規模次第では大きな影響を及ぼします。
この中で伝染病に関しては、治療薬がある場合や限られた地域だけの発生であれば
大きな問題にはなりませんが
治療の手段が無かったり国や大陸を跨いで感染が広がる様だと話は違って来ます。
何故こんな話をするかと言えば、株価の暴落は後になって幾らでも理由付けが出来るからです。
極論ですが、新型のノロウィルス感染もヘッジファンドの売り材料になり得るということです。
まさか新型ノロウィルスを作ったのはヘッジファンドだったりして。 (^(oo)^)
バカバカしい話に終始しましたが
くれぐれも OE3の行方、ユーロ危機、中国の実体経済、日米の金利動向
そして新型ノロウィルスにはくれぐれも注意して下さい!