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海外からの患者さんが施術して上昇中

  • 放射線によるがん治療は頭頸部がん(喉頭がん、咽頭がん、舌がん)や食道ガン、子宮頸がん、前立腺がん、脳腫瘍、肺がん、悪性リンパ腫などに積極的に行われて良積をあげている。
  • 手術しないので機能障害が少ないメリットがある。
  • 最大の問題は放射線の専門医がまだ少ないこと。
  • 放射線療法の副作用は、白血球減少、倦怠感、照射部位の炎症などでこれらに注意しながら治療することになる。
  • 頭頸部の進行癌の治療に期待が寄せられている方法に超選択的動注療法と放射線療法の併用療法がある。抗ガン剤(シスプラチン)をカテーテルで患部に注入し、癌を退治すると同時に、一方中和剤を静脈に注入し、シスプラチンの副作用を抑える療法。北大病院耳鼻咽喉科(本間医師)、栃木県立がんセンター、日大板橋病院耳鼻咽喉科(木田医師)等で実施中。
  • 方法として、X線を外から当てる①外部照射法と体の中に線源を埋め込む(小線源治療)②腔内照射法、③組織内照射法がある。
  • 腔内照射法は肺ガン、子宮頸がん、食道がんなどに実施されている。早期の子宮頸がんの治療は、日本では手術が大半だが、欧米では、放射線治療が第一選択肢で50-70%を占めている。
  • 昔の2方向照射に代わって多方向照射(3次元治療)が行われるようになって来ている。
  • 前立腺がんの治療に切らずに治す「小線源治療」が始まった。米国では2003年現在既に55,000例も実施されている治療法だが、日本では頭の固い厚生労働省は最近まで認可していなかった。2003/8に日本では始めてこの治療法が実施された。国立病院東京医療センター斉藤史郎泌尿器医長(47才)はパイオニアの一人。小線源による舌ガンの治療も広く行われるようになってきた。(東京医科歯科大渋谷教授等)
  • IMRT強度変調放射線治療は最新の治療法で、腫瘍に沿って放射線を集中して照射し、正常組織・危険臓器を守る新しい治療法。例えば、前立腺がんの治療では直腸に放射線が当たらないようにする。日本では現在千葉県がんセンター、東京大、聖隷浜松病院(静岡)、京都大等10施設が稼働している。千葉がんセンター放射線治療部幡野和男部長が著名。2008/4より頸部、前立腺、中枢神経のがんには健康保険適用となった。(千葉県がんセンターでは2000年からこの治療を開始し、2005年現在、前立腺癌100例、脳腫瘍40例、頭頚部腫瘍40例を治療し、良好な治療成績が得られつつあるとのこと)
    山形大医学部は、国内最高精度のがんの放射線治療装置を2010年7月稼働させる。この最新機器はほぼ1ミリ単位で立体的にがん組織に照射可能で今まで対応出来なかった疾患の治療も可能になると期待されている。
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    http://www.ad-hzm.co.jp/ir/pdf/pre/statement/st_20130515_h.pdf

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