日本新薬は、国内初のアルコール依存症患者向け断酒補助剤「アカンプロサートカルシウム」(商品名・レグテクト)の発売を開始したそうです。
酒を飲みたい欲求を抑える働きがあり、医師の診断を受けた患者がカウンセリングや自助グループへの参加などと併用することで断酒の継続を促すそうです。
同社によると、新薬はアルコール依存症患者に見られる中枢神経系の興奮状態を抑制するそうです。
同種の薬は欧州で80年代から販売されているそうですが、国内は未承認だったそうです。
臨床試験では、新薬を服用しない人と比べて、約半年間で10%程度、断酒が続く人の割合が増えたそうで、今年3月、厚生労働省から製造・販売の承認を受けたそうです。
アルコール依存症で医師の治療を受けている患者は、国内で約4万人だそうです。
従来、体内のアルコール分解を抑制し、少量の酒でも悪酔いに似た症状を起こす薬が知られていますが、治療効果は限定的だったとのことです。
新薬を服用しない人と比べて、10%程度、断酒が続く人の割合が増えたそうですが、まだまだ割合が低い感じをうけました。
もっと比率が高くなれば、服用しようと思う人が増えるかもしれませんね。
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