jojuさんのブログ
自民、名目3%成長目標の撤回
自民党が前回衆院選で掲げた名目3%成長公約をひっそり削除しました。
小さいけど大きい意味があるニュース。
名目3%成長公約は掲げてても達成期間を明示せねば骨抜きに出来るような公約。
それを敢えて削除までした意味は大きいかもです。
これは名目成長をそれほど上げないよ、という意思表示であり、財政改善が進むほど景気を上げない=税収を上げない=財政悪化状態を維持する=消費税20%に向けた財務官僚の増税路線をサポートする、、、という(官僚向けの)メッセージでもある。
これにより政策的には以下のことが行われる可能性が高い。
・ インフレ目標政策を手抜きして(=達成時期を先延ばしする等)、景気をそれほど浮揚させない。
(インフレ目標政策の手抜きを隠すため、人口減・少子高齢化による成長力低下とい
うデマがTV・新聞で喧伝されるでしょう、、経済を少し勉強すれば分かるデマが経
済音痴の国民にばらまかれる)
・ 成長政策名目のばらまき政策(実態は反成長政策)を続けて、財政悪化状態持続と利権(税金詐取)増大の二兎を追う。
(例えば、農家への大ばらまき政策=農家所得倍増政策=多くの農家所得を現状の
1000万から2000万へ。このために現在の1兆円バラまきが数兆円ばらまき
に拡大され、国債借金除く実質年間税収の10%近くが税金をほとんど払ってない
農家・農業につぎ込まれることになるでしょう)
つまり、名目3%成長公約の放棄は、ガンガン増税して、役所に資金を集め、役所経由でばらまいて、その過程で利権(税金詐取)増大を行う、これまでの(正確には1975角栄以来の)官僚丸投げ政治を続ける、、という意志表示。
この路線は、市場原理(公正原理)が働かない役所、非効率な政府事業に国全体の資金を集中させることになるので、日本の潜在成長率を緩慢に低落させてきました(添付図参照)。 緩慢な低落なので、国民は気付きにくく、気がついた頃にはひどいことになっている。 これは更に強化して続ける、という意志表示です。
国民は、いい加減、マスコミぐるみ、自民・民主ぐるみの役所肥大化路線、ワンパターンの手口に気が付いたほうが良い
(自民、民主と、政権たらい回しにしつつ、いずれの政権でも国家予算の膨張=役所
への国家資金集中=役所の権限・利権拡大、、が続いている。 自民と民主の争いは
どちらが役所のみこしに乗って利権(税金詐取)のおこぼれを貰うか、の争いでし
かない。 役所丸投げでイージーに利権をむさぼるための争いでしかない。 自民
は官僚、民主は役所労組が支持母体で、どちらも役所との癒着が強すぎ)
役所肥大化路線を明確に否定してるのは、みんなの党と維新しかない。
政治家は政策方針まで役所に丸投げしてはいけない(それでは本業放棄です)
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