三菱自動車が減資で9246億円の累損を一掃し早期復配目指す

[TAROSSAさん]

三菱自動車は、資本金の一部と資本準備金を取り崩し、9246億円に達している累積損失を一掃するそうです。

累積損失を抱えた状態では配当できないため、今回の取り組みで早期復配を目指すようです。

 

資本金から4916億円を取り崩し、資本準備金全額の4332億円とあわせて合計9248億円をその他資本剰余金に振り替えるそうです。

勘定科目の振り替えなので、発行済み株式総数は変わらず、純資産総額も変化しないそうです。

６月25日の株主総会に議案として提出するそうです。

 

併せて、単元株式数を従来の1000株から100株へ変更し、同時に10株を１株に併合するそうです。

他社と比べて発行済み株式総数が多すぎると判断し、適正規模に減らす。

（効力発生は８月１日。）

同日付で定款も変更し、発行可能株式総数を12億5000万株とするそうです。

 

正式に発表されました。

早く復配できるといいですね。

 

7211：162円