バーナンキFRB議長は、金融緩和の縮小に慎重な姿勢を示したが、その可能性もあると発言。しかし、米国の景気や雇用の改善が前提となることから、米金融当局の基本的な姿勢が変わったものではないと思われる。米緩和政策の出口についての思惑が増えているが、連邦公開市場委員会(FOMC)は量的緩和に関して「雇用情勢の見通しが十分に改善する」まで、利上げに関しては「失業率6.5%を下回るか、インフレ2.5%を上回る」という条件を公表している。今後の米経済指標に関心が集まる。
本日夜間取引時間は、5月のユーロ圏PMI(17:00)、米週間新規失業保険申請件数(21:30)、4月の米新築住宅販売(23:00)などの経済指標に注目する。為替相場変動には十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,495円~4,571円
中川
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