消防庁、位置情報照会をルール化 北海道の遭難受け

arama-さん

 総務省消防庁は22日までに、救助が必要な人の位置情報を携帯電話会社に照会する際のルールを定め、全国の消防本部と携帯電話各社に通知した。北海道湧別町で3月、暴風雪の中、娘を抱きかかえたまま父親が死亡した事故で、消防が父親の携帯電話の位置情報入手に手間取ったことが契機となった。

 生命や身体に対する危険が切迫しているとみられる場合、消防が携帯電話会社に要救助者の携帯番号を伝えれば、位置情報を照会できるようにした。

 これまで119番など緊急通報で本人が救助を求めたケースは位置情報の照会が可能だったが、連絡が取れない要救助者の場合は照会のルールがなかった。

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