大阪で後を絶たない強制わいせつ事件について、府警が路上で被害に遭ったとの通報を分析したところ、約30%が携帯電話やスマートフォン(多機能携帯電話)、音楽プレーヤーを使用中だったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、2012年は被害に遭ったとして通報が寄せられたのは約860件で、被害者が携帯電話やスマートフォンを操作中だったとしたのは約14%、イヤホンで音楽を聴いていたのは約15%。
捜査関係者は「他のことに注意を向けていると、何かあったときに加害者の印象が残りにくい」と後の捜査への影響も懸念。