みんなの党の党員になって、3年間、色々と勉強ができましたが、
この辺りが僕にとって、潮時だと判断しました。
今の安倍さんのアベノミクスにある大胆な金融政策の原型はみんなの党が以前からずっと唱えていたものであり、その有効性が今回アベノミクスという形で、間接的に証明されたことが、みんなの党の最大の功績でしょう。
しかし、今回の対応は全くといって理解できない。橋下さんの慰安婦に対する発言は本質を突いていて人権侵害でもなんでもないのに、今回の決断は大きな間違いです。これじゃあ、他のチープな既成政党の野党となんら変わらないでしょう。
ずっと思ってたんだけど、みんなの党の政党としてのロジックは素晴らしい。ただ、僕が感じる、みんなの党に決定的に足りない部分は、自分の考えを有権者に伝えて理解してもらうという泥臭さの部分だね。
トレーダで言えば、結局最終的には実戦で色々と痛い目をしないと、身にはなっていかないとうことと同じだと思う。
ロジックがどんなに素晴らしくても、やるのは人間だからね。それだけじゃついてこないよ。
政治家だったら、橋下さんのように時には本音を語り、批判を受けてでも、自分の考えを理解してもらうために、やり合わなければいけない。政治家だったら、既得権益や外国ともケンカしてでも日本人としての国益を守らなければいけない。そうじゃなきゃ税金泥棒だよ。それは確かに敵も作るけどね、それ以上に味方も増えるでしょう。
しかし、みんなの党は、投資家で言えばバリバリの長期投資家だった。ちゃんとした自分達の投資ロジックをもって、着実にやってきたんだけど、それが、今回目先の株価に気を取られて、短期で飛びついたって感じだね。
バフェット目指してた奴が、分足を材料に判断したって感じ(苦笑)。