本日の日経平均株価の動き
本日の日経平均株価は、昨日の予想通り米国株高を受け、上昇して始まり、そこから上値追いの展開となりましたが、10時半ごろに高値を付けた後、利食いが出てきたのか、後場においてもだらだらと下げる展開で、日経平均先物は、僅かに陰線となってしまいました。 とは言っても、ようやく一目均衡表の雲の中に入ってきたので、今後の注目は雲をどのタイミングで抜けるのかに移ってきます。 一気に抜けていくのか? このあたりでもみ合って、時間切れで抜けるのか? それともだらだらと雲の中を下向きに漂うのか?
日経平均先物で直近の高値13500円(4/7)を本日20円だけ抜きましたので、一文新値にはならなかったと考えたいものです。
明日の日経平均株価予想
明日の日経平均株価予想ですが、昨日NYダウが大きく上昇したので、一目均衡表の雲を僅かに上抜けをしたようにも見えます。 普通なら、強気を書きたいところなのですが、米国は決算発表の真っ最中です。 さらなる上昇をする為には、大手金融機関の決算が、予想よりも良いことが必要となりますので、今(15:45)の段階では判りません。 したがって、明日の日経平均も予想しにくいので、2つのシナリオを考えたいと思います。
1)もし、米国株が大幅続伸となれば、当然明日の日経平均先物は、買い気配で始まります。 ここで、チャートを見て欲しいのですが、三空(3つ窓を空ける)という形が想像できると思います。 この場合は当然利食いを優先した方が良いでしょう。
2)米国株が安く帰ってきた場合は、当然日経平均も下げると思いますので、やはり、一旦利食いして、様子を見る方が良いと思います。 明日は週末ですので、こういう動きは仕方の無いところでしょう。 どちらにしても、利食い優先という事です。
現在は雲の中ですので、「休むも相場」を決め込むのも対処法のひとつではないかと考えます。 休むのがいやな方は、材料が出たような銘柄で、日経平均に左右されないような銘柄を探してください。
次に来る大相場に参加するのは、日経平均が雲を抜けてからでも少しも遅くはありません。 投資の極意は、大きく儲けるのではなく、損をしないことです。
明日の日経平均株価予想より http://kabubox.seesaa.net/