麦の穂が黄色く熟した頃ホタルが飛び交う光景が見られます。
夜の散歩に出かけますと家からすぐの小川沿いに無数のホタルが飛んでいましたよ。
ホタルの寿命は約1週間ほど、その間に相手を見付けて交尾し子孫を残さないといけません。
ですから時期を同じくして羽化し出て来ます。
出現する時間もほぼ同じ頃なんですよ。大体午後8時頃に多く現れます。
今夜の散歩道にも集団で出ていました。あちらこちらで蛍の灯がついたり消えたり幻想的でした。
足元にも頭上にも飛んでいました。
近付いた蛍を捕まえて手のひらに乗せると手が蛍光灯になりました。
環境悪化、特に農薬や水質汚染が蛍を激減させました。
さらに川から這い上がり土手の土の中でサナギから孵る時を過ごすのですが、人工的なコンクリート水路になった為に大切な石垣や土の土手がなくなりました。
人間が全て悪い事をしてしまったのです。
人間(人類と言う種)が異常に増え過ぎた為、他の生物を絶滅に追いやっているのです。
地球から人類が絶滅すれば自然界は平穏な状態になる事でしょう。
この世に人間とういう種に生まれ、空気も清く蛍が飛び交うこの地に住める幸せをかみしめた夜でした。