一時200円超の下落となったが日銀のETF買いもあって後場に持ち直した。
新興市場は大荒れだが、一部市場は新興株ほど値を飛ばした銘柄も少なく日経平均は緩やかに上昇を続けそうだ。
ただ、先行して上昇した不動産やその他金融といったセクターはまだ厳しいかも知れない。
まぁ不動産株やノンバンク株は大きく上昇した反動で下落しているのだからまだいい。
殊に下落が目に付くのはDeNAやグリーなどの一世を風靡したSNS株。
なんと昨秋よりも株価は安い。
かろうじてミクシィは昨秋より株価は高いが先日の決算発表でズッコケ、年初来安値更新は時間の問題といったところ。
私が知る限り、ゲーム会社でヒットタイトルを量産し続けた企業はない。
御多分に洩れずソーシャルゲームでも過当競争が繰り広げられるだろう。
今、値を飛ばしているソーシャルゲーム関連銘柄もいずれ上記のSNS関連銘柄と同じ状況に陥るとみている。
しかし、1回沈んだらそれで終わりではないというのもゲーム銘柄の面白い所。
十年前に底値を這っていた任天堂はDSのヒットで一時、株価は7万円付近まで上昇した。
ガンホーのようなダイナマイトヒットを生めば停滞しているSNS株も急騰する展開が有り得るだけに、チェックは続けたい。