ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんのリスクを減らすためとして、乳房を
切除する手術を受けたことを明らかにしました。
決断の背景にあったのは遺伝子検査。
日本の専門家は、「予防切除のリスクをどう考えるかは難しい問題だ。検査を受けるかどうかも含め、患者が納得する治療を選べるよう、カウンセリングの態勢を充実させる必要がある」と話しています。
がんの発症と遺伝子検査
がんの発症には遺伝子の働きが関係するため、乳がんなど一部のがんでは、遺伝子を検査して、
将来、発症する確率を判定できるようになっています。
このうち、アンジェリーナ・ジョリーさんが受けた検査は、血液を分析して特定の遺伝子に変異が
あるかどうか調べ、乳がんと卵巣がんの発症の確率を判定するものです。
日本人の女性が70歳までに乳がんになる確率は5%、卵巣がんになる確率は1%とされていますが、
この遺伝子に変異があると、発症の確率はそれぞれ70%と40%に上昇するとされています。
乳がんを手術したあと、5年以内に再発する確率も遺伝子に変異がない人の4倍の20%に上昇する
とされています。
検査でがんになる確率が高いと判定された場合、がんを早期に発見するため検診の回数を増やすなど
の対応が取られます。
予防のために切除手術が行われることもあり、卵巣を切除すると、がんの発症率、死亡率、共に
下がるとする調査がある一方で、乳房を切除しても死亡率が下がるとするデータはありません。
国内「乳がんの予防手術公表例なし」
国内では、東京・江東区にあるがん研究会有明病院が、おととし9月以降、がんの予防を目的に、
10人近い女性に対し卵巣を切除する手術を実施したとしていますが、乳がんで予防手術の実施を
公表した例はありません。
乳がんなどの発症を予測する遺伝子の検査は20万円以上かかるうえ、どういった人を対象とする
のか、指針や基準がないため、あまり普及していません。
しかし、遺伝子解析技術は急速に発達していることから、遺伝子検査は今後、国内でも確実に
拡大していくとみられ、病気のリスクをどう受け止め、対応していくのか、検査を受ける人を
支えるカウンセリング態勢の充実が課題になっています。
がんの遺伝子検査に詳しいがん研究会有明病院遺伝子診療部の新井正美部長は、「アメリカでは
がんの発症確率が高くなる遺伝子変異がある人の半分程度で予防切除が行われているが、リスクを
どう考えるかは難しい問題だ。検査を受けるかどうかも含め、患者さんが納得する治療を選べるよう、
カウンセリングの態勢を充実させる必要がある」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130515/k10014601241000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130514/k10014575401000.html
まぁ~ 予防的にぃ~ 切除することを 選択したんですよねぇ~~
自分の お母さんがぁ~ 卵巣がん だったからぁ ・・・
私のところもぉ~ いとこがぁ 陰茎がん でぇ~ 亡くなって いるんですねぇ ほんと です
と いうことは ・・・ 予防の為にぃ 切除した方がぁ~ いいかなぁ~~ 皮だけ?