日経平均15,000円台を回復

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +123.57 @15,215.25, NASDAQ +23.82 @3,462.61)。ドル円為替レートが102円台の円安になったことも好感され、本日の日本株全般は上げたように見えるが、東証1部では下げた銘柄数の方が多かった。上昇銘柄数が635に対して、下落銘柄数は1,011となった。騰落レシオは127.59%へ低下した。東証1部の売買代金は4兆4701億円へ増大した。

TOPIXも日経平均も陽線で上昇し年初来高値を更新した。下げ銘柄数の方が多いのに日経平均は大幅高となたということは大型主力株が大きく買われたことを示す。その結果、売買代金も大きく増加した。買いエネルギーが依然として大きい。

TOPIX +22 @1,253
日経平均 +338円 @15,096円

今日も長期金利は上昇した。つまり、債券は売られて債券価格は下落した。では、そのお金はどこへ行ったかというと、株式市場に向かったと考えられる。債券⇒株。分かりやすいね~。



業種別では、円安のメリットを享受しやすい輸送用機器や電気機器が上昇率1位と2位となった。また、変わったところでは保険業の上昇率も目立った。これは長期金利が上昇することで保険会社の運用利回り(資産)が高まる一方、過去に契約した保険契約者への予定支払(債務)レートが固定されているため保険会社の企業価値が高まるためである。
優利加さんのブログ一覧