立ち直れるか?

忙しくて一日飛ばしてしまったが、昨日15日のNYは 12362.47(+60.41)と小幅だがあがって終わった。NY連銀の指数が意外によかったということでプラスに終わったということらしい。引け後もインテルの数字がよかったといったことが伝えられ、今日の東京の支援材料になったことのようだ。NYの日足一目均衡表では、基準線までさげずに切りかえして雲にふたたびつっこんでいった形になっている。ただ日足RCIは下げ、MACDも下げているので、このままもどすかどうかはちょっと不明。4月11日の大きな下げから少し買い戻したところにすぎないともいえ、雲自体は下に垂れ込めてゆく感じになっているので、まだ次々にでるさまざまな経済指標、決算をにらんで神経質な動きになるのではないか。週足ではかろうじて転換線12244を守り抜いているものの、月足は基準線12240の下であり、少し下でふんばってはいるものの長い上髭がでており、ここらで本当にとまれるかどうか、もう少し注視が必要だろう。
 為替も少し円安ドル高に戻しているものの、転換線101.65をまだ明確に上にぬけていってはいない。日足のRCIは急降下中、MACDもゼロに達しないでシグナルをきりそうになっているので、円安にトレンド転換をしたとはちょっと思えない。週足は転換線102.02までも、もどっていないので、また円高にふれるかもしれない。とはいえ週足月足は、RCIが完全に底にしりもちをついていることからみて、一応の円高の底はつけたようにも思われ、98円からさらにどんどん大きく円高にいくともちょっと考えにくい。
 さて、今日の日経平均は窓をあけて上昇、13146まで戻した。この水準は、転換線13172のすぐ下にあたるが、雲の下限13316にはまだちょっと距離がある。MACDはゼロすれすれ、RCIも下降中で、このまま雲に突っ込んでぬけてゆくという力はちょっと乏しそうだ。ただ、週足は転換線12898をなんとかぬけ、週足のMACDもRCIも底から頭をもたげつつある。月足をみても、NYの月足RCIはまだ底をつけていないのにたいして、東京のほうは月足のRCIが完全に底をつけて、わずかにあがりつつある。これから占うと、東京はNYより一足早く立ち直りのサインをだしているのかもしれない。もちろんアメリカの決算数字にまだ一喜一憂ということになろうが、もしもアメリカがなんとか反転するのであれば、為替の動きも手伝って、NYの動きよりも一足早く東京の動きが増幅されてゆく可能性もなきにしもあらずと思う。ちょっと期待しずぎか・・・
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