円安に動くか、海外の株式市場が上昇しないと明日も膠着感の強い相場になりそうだ。
そんな中で上昇が目立ったのはネット選挙関連のドワンゴやVコマース、ファンコミなど。
不動産株の上昇も目立った。
今週は明日が最後の営業日となるため、手仕舞い売りも想定される。
難しい局面で無理にリスクを取る必要はない。
今日は先日カジノ関連株で上昇した日本金銭機械などの下落が目立ったが、ガンホーやユーグレナのようなケースは希。
急騰株に飛び乗る場合は手仕舞いのルールだけはハッキリさせておきたい。
上昇後のチャートを見て「たられば」を考えても巨利を手にするのは現実的に無理というパターンが殆どである。
凄まじい資産を築いた個人トレーダーがいるが、彼のトレードはあまり利食いを引っ張らないスタイルだった。
利食いした銘柄がその後大きく上昇しても「僕ヘタクソですね~。」と意に介さずだった。
そんな彼はリーマンショックもギリシャショックも震災もほぼ無傷で乗り越えた。
そういうコツコツの積み重ねと時々のホームランで巨額の資産を築いたのだ。
投資スタイルは十人十色で聖杯はないし、それが正しいとは言わない。
しかし損切り同様に見切りも大事な要素なのは間違いない。