金【買戻し優勢だがイベント次第で乱高下？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

5月1日（新甫）の東商金日中取引は、NY金相場が強弱の経済指標に乱高下する中、安値拾いの買いに上伸した事を受け、買戻し優勢の展開となり、中心限月4月限は20円高の4,627円で始まった。その後は、大型連休の谷間である上に、米欧のビッグイベントを控えて積極的なポジションは手控えられ（証拠金アップも影響している模様）、NY金時間外取引と為替相場を眺めながらのレンジ内の動きに終始した。

本日の東商金夜間取引は、金投資家が最も注目する米雇用統計（3日）の前哨戦となる、米4月ADP全国雇用者数の発表に注目する。先週末のGDP発表以降、強弱の経済指標発表に米経済の回復期待が薄れており、FRBの量的緩和の早期解除論も下火になっている。何れにしても、米欧の金融当局がどの様な結果を出すのか不透明であり、慎重な姿勢は崩さない方が賢明と思われる。本日の注目経済指標は、（17：30）英4月PMI製造業、（21：15）米4月ADP全国雇用者数、（23：00）米4月ISM製造業景況指数、（27：00）米FOMC 政策金利発表となっている。


夜間取引レンジ　4,577円～4,655円　

池末

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