今日はその第1回目。バブル大好き人間のはかない夢日記です。バブルとは、合理的に説明がつかないほど株価が上昇する現象を言います。現在の株価は、合理的に説明がつきますので、当分はバブルにならないでしょう。バブルは悪者にされますが、私は、経済学者でもなく、政治家でもありませんので、バブルの到来を心待ちにしています。バブルは、一生に2~3回しかない大儲けのチャンスだからです。
古い日記には、バブルが弾けて14年、ITバブルからも4年。バブル再来を願う「やけっぱち」の心情が綴られています。株で大儲けして、「南の島で美人の奥さんと暮らしたい」という夢物語です。
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うたかたの夢(2004年1月3日)
先日、つれづれなるままに、株のサイトを見ていたら、160万円の資金を2億円にして、南の島で暮らすというのがありました。1年で倍倍してゆけば、7年で2億円を超えるのだそうです。
いいですね、ほんま。夢があって……
そういえば、私にも昔は夢がありました。バブルの時、この方の夢に近いところまでいったのですが。その後の「はじけ」で、夢は10分の1まで縮んじゃいました。「はじけ」の過程でバブルの紳士・淑女たちが借金を作って消えて行ったのですが、私は生き残りました。その間何回も「もう株やめた……」と、誓ったのですが。
それでも都度、「株をやめて何で財産を作るの?」と、自問自答して株を続けました。おかげさまで、昨年はこの方の第4ステージまで回復してきました。でも4年どころか、30年もかかっています。これでは、南の島で暮らすのにはあと10年以上は掛かりそうです。もちろん、生きていればの話ですが。
私は、記録魔で30年間の取引の記録は全部持っています。ありがたいことに、昨年から税法が変わって、株の損失が3年間繰り越せることになりました。そのため、損切りが容易になりました。まだまだ大幅に買値にとどかない株が2~3銘柄残っています。これも順次損切りして、ポートフォリオを変えてゆけば、案外早く南の島に行けそうです。
ハッハッハッ……株には夢がなければやってゆけませんよね。
それにしても、今年の正月は暇ですね。2~3年前は、ゴルフに山に忙しかったのですが。明日から相場が開きます。昔は、板情報は株やさんの店頭まで行って、クイックの端末を叩かなければならなかったのですが、今はパソコンで好きなときに好きなだけ見られます。まったく、ありがたい世の中になりました。それに手数料もこんなに安くなって……。
それでも、信用取引は、取引可能額の2分の1までと決めています。あまりむちゃはできません。バブルのときは、信用で年2,000万円の儲けという記録が残っています。あのとき、若い彼女を連れて、ベガスで豪遊しとけばよかったと悔やまれます。
ハッハッハッ……うたかたの夢ですかね。