政治家の職務は、国民益を持続的に最大化させていくこと。
これに照らして靖国参拝はメリットがあるのでしょうか?
自国の歴史に誇りを持つこと、歴史ねつ造と戦い歴史的事実を正確に記録すること、歴史的事実から学ぶこと、、、これらは国民益に適います。
しかし、今回の靖国参拝はこれらを達成する手段として有益だったでしょうか?
政治家、閣僚の靖国参拝に何の問題もないことは、靖国が戦没者慰霊施設に過ぎないこと、A級戦犯はいわゆる『犯罪人』でないこと、善悪問わず死者を弔うのが日本の文化であること、思想・良心の自由に照らして当然です。
しかし、それが問題ないとしても、中韓の外交カードにされている以上、今やること、優先順位の高いことではないでしょう。
靖国参拝を強行すると、中韓の歴史ねつ造を叩きにくくなり、国際的には日本が歴史ねつ造をする国のように捉えられてしまう(国内の左翼カルトも勢いを増す)。
まずやるべきは、靖国参拝でなく、国内の歴史ねつ造を叩き(最近、ねつ造出版物が大量発行され、本屋に並んでます)、中韓の歴史ねつ造を叩き、その世界的流布に対抗することでしょう。
そうでなければ、日本人、日本企業は国際的に活動しにくくなる。
これは当然、日本の国民益にマイナス。 ここを何とかすることがまず大事です。
、、、、前にも書きましたが、麻生氏というのは、とことん政治嗅覚の鈍いヒトである。
政策に疎いうえに、政治嗅覚も鈍い。 小泉氏と真逆で、最悪の指導者。
こういうヒトを指導者に戴くとろくなことはないです、、有権者は。
投票、献金、バックアップすべき政治家、親分にすべき政治家ではないと思う。