週末4月19日の日経平均は13316.48(+96.41)転換線13286のすぐ上でなお上昇基調を保っているが、MACD(5.10.5)はシグナルを切って下降しており、DMIもピークアウトしてきていて日足ベースでは調整の兆しとおもわれる。ただし週足はなお基準線転換線の上で、MACDは頭を打ってきているもののシグナルの上。月足は雲の上に出て上昇基調にある。
ドル円は99.53。G20の結果を受け、転換線98.13で底打ち反発している。MACDも反発してきているが、シグナルは下降しており、DMIもピークアウトして-DIが上になってきており、こうしたものを跳ね返して100円を突破できるかどうか。週足は転換線の上でMACDも反発してきているので、下値は硬そうだが、月足雲の上限100.38に迫ってきていて、上値の抵抗も強そうだ。ただしもし抜ければ円安は加速しそうだ。
一方ダウは14547.51(+10.37)日足転換線を切ってきており、MACDも下降局面で日足は調整色が強い。ただし週足はなお転換線の上で、上昇局面にある。
G20で黒田日銀の超金融緩和に文句がでなかったことで、円安容認ということで、一層円安が進みそうな気配ではあるが、本当に100円を越えられるかどうか。チャート上は100円を超えると上昇が強まっておかしくないが、ダウの方は明らかに調整色が強まってきており、読みにくい局面となっている。