日銀の試算で金利が1%上昇すると国内銀行に6.6兆円の損失

TAROSSAさん
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日銀は、国債などの国内金利が一律に1%上昇すれば、債券価格の下落により、国内銀行に6.6兆円の損失が生じるとの試算(昨年9月末時点で保有する債券残高ベース)を発表したそうです。

昨年3月末の残高に基づく試算より1000億円少なく、日銀は「銀行の自己資本基盤が全体として大きく損なわれる事態は回避される」と分析しているようです。

 

試算は今日発表した金融システムリポートに盛り込んでおり、日銀の新たな金融政策の影響は今秋に発表する次のリポートで公表するそうです。

 

なお、昨年9月末時点の国内銀行の債券残高は213兆円だそうです。

 

日銀は金利を上げずに2%の物価上昇ができるんでしょうかね。

 

8301:73,000円

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4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
TAROSSAさん

montontonさん こんばんは。

 

金利が上がってもプラス効果の方が大きいですか。

私のような庶民にしわ寄せがこないよう、うまくやってもらいたいですね。

TAROSSAさん

tenkaさん こんばんは。

 

日銀は政府と協力して、物価は2%上がっても金利は安定させると言っているようですね。

成功を祈っています。

 

montontonさん

金利が上昇すれば債券価格が下落して保有者が損失を蒙るのは事実でしょう。

 

ただ銀行の場合は金利が上昇すれば貸出金利と借入金利のスプレッドが拡大して、金利収入が急激に拡大するので利益が大幅に増えます。

 

さらに金利の上昇は通常は景気の拡大に伴う資産価格の上昇を伴うので、

銀行のバランスシートも改善することになります。

 

結局プラスマイナスすれば債券価格の下落はその他の利益の拡大で相殺され利益の方が大きくなるのが普通です。

 

銀行の株価が上昇しているのもこれらのプラス効果を織り込んでいるのだと思います。

tenkaさん

2%の物価上昇はともかく、金利は大丈夫だと思います。

財政出動を種にして企業と金融機関の国内投資を促せば、内需主導の経済成長が起動に乗ります。2%の物価上昇で金融機関の保有する資産価値が上がれば、手堅い利益を生む国債の買い入れ能力もその分アップします。金利を安定させるための購入ぐらい国内だけで十分可能です。いざとなれば、日銀がバランスシートを拡大すれば済むことで、つまりそれが政府と日銀のアコード、財政政策と金融政策の両立で、デフレ脱却のための基本的な経済政策です。

 

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