4/9火曜日
病室18:00~20:45
抗がん剤投与からちょうど2週間たった。
病院の夕飯に間に合うように会社を早めに出る。
病室に着くと母は相変わらず管だらけ。
しかし、次の一声に驚いた!
「Rちゃん、お母さんね、脳梗塞になっちゃったんだよ・・
頭が割れるように痛くて熱いんだけどね、
でもね、もう寝てられないから家に帰ろうとしたら看護婦さんがダメだって・・」
!!
少し話してみると母の記憶からは
癌の事、抗がん剤のことはすっかり消えており、
自分は脳梗塞で昨日病院に運ばれた・・ということになっている・・
あまりに癌がショックだったので
そういう話しに脳が作り変えたのかしら(・o・)
食事はすべてペースト状のものだったが半分くらい食べられた。
「それでさ、Y子さん(次義姉)大変なんだよ、癌になっちゃったんだよ・・」
(Y子義姉さんはついこの間、胃炎で大変だったけど・・、癌はアンタやろ・・)
19時過ぎには長兄も次兄もやってくる。
そこで次兄から衝撃・・
「昨日オフクロには言ったんだけどさ、
Y子が乳癌見つかったんだよ・・まだこれから詳しく調べるけど結構大きくて・・」
義理姉の癌の話は母のボケではなかった・・
母は自分の癌のことだけ
すっかり記憶から排除しているらしい。
次義姉の胃炎は癌らしきものが見つかったという心配から
わずか半月で胃にボコボコに穴が空いてしまったからなのだと。。
次兄は母親と奥さんといっぺんに癌になってしまうということに・・
姪っ子は受験の学年だし、心配です(>_<)