金【日銀のインパクトが強い】

5日の東商金日中取引は、4日のNY金相場は昨年6月以来、約9カ月ぶりの安値水準で終わったが、一方で、為替相場が日銀の追加金融緩和を受け、円安・ドル高が一段と進行したいる事で、円安のインパクトが大きく手仕舞い買いが先行し、前日比60円高の4,830円で始まった。その後は、円相場が2009年8月以来、約3年8カ月ぶりに一時1ドル=97円台を付けた事を背景に、一時は99円高の4,869円まで買われる場面もあったが、円安が一服すると週末や今晩の米雇用統計を控えて、利食い売りなどが出て上げ幅を削る展開となった。

本日の東商金夜間取引は、(18:00)ユーロ圏2月小売売上高[前月比]・[前年比]、独2月製造業受注、(21:30)米3月非農業部門雇用者数、3月失業率、2月貿易収支と注目経済指標の発表が予定されているが、今週最大の注目の米雇用統計の内容が特に注目となるが、先に公表された、ADP全国雇用者数の内容が市場予想よりも悪かった事で、円高・ドル安に振れても良かったが、日銀の緩和期待があった為に素直に反応しなかった。何れにしても、日銀のインパクトが強く、為替に振り回される展開となる見通しである。市場の注目は既に、来週10日のFOMC議事禄要旨に移りつつある。


夜間取引レンジ 4,745円~4,855円 

池末


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