以前からウォッチしている サン電子(6736) で、
社長交代が発生しました。
2013/04/04 16:00:34
代表取締役の異動に関するお知らせ
新代表 山口正則氏(1949年生)は同社の草創期からのメンバーです。
ここまで見ると、普通の社長交代で、同氏が務めてきたモバイルや海外事業を
強化が目的と思いますが…。
「社長」という役職の意味とあり方で非常に面白いです。
【前にも社長を務めていたし、社長を辞めてからのほうが活躍してる?!】
この山口氏、2003年~2005年にかけて、同社の二代目代表取締役社長を務めています。
その後、頻繁に社長交代が行われ、現社長の吉田喜春氏(1952年生)は五代目です。
そして、山口氏は社長を退いてから大金星を挙げています。
山口氏は、二代目社長という重責を解かれたのち、創業社長(大株主の前田昌美氏)より
海外企業の買収の特命を受けていいました。
・セレブライト(イスラエルのモバイル機器子会社)の買収交渉を行い、
チェアマン(会長職)に就任しています。
現在、この子会社は売上、利益ともに急伸しています。
・その後、海外ビジネスやモバイル部門の長を務めています。
【むしろ、現社長のこれからがきになる】
現社長の吉田氏(61歳)は、ソフトウェア事業部長や新規開発事業部長などを歴任しており、
2008年6月から同社代表取締役社長を務めています。
これらの経歴や、社長.tvのインタビュー動画を見る限り、
「パワフルなアイデアマン」といった感じです。
では、今回の社長交代劇には…
身軽になった吉田氏が、新しい事業の種を撒きに行く…という展開も考えられます。
特に、去年参入が発表され、今年展覧会で発表されるZQprobeとか…。