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金【大きく動く可能性がある】
3日の東商金日中取引は、NY金相場が米経済指標の改善などに伴い、米株式市場が過去最高値を更新した事や為替市場でのユーロ安・ドル高を受け、約1カ月ぶりの安値水準に急落した事を背景に手仕舞い売りが先行し、前日比48円安の4,750円で始まった。その後は、NY金時間外取引が更に水準を切り下げて来た事を受け、売りが膨らみ下げ幅を拡大する展開となった。
本日の東商金夜間取引は、明日の日銀金融政策決定会合結果公表や5日の米雇用統計を控えて、積極的にはポジションを取りづらく様子見姿勢が強く、方向感に欠く展開となる見通しである。為替市場では、明日の日銀結果公表での国債買入と輸番オペの統合、オープンエンド型買入の早期実施、国債買入年限及び買入額の増額、銀行券ルールの撤廃、リスク資産購入と言った想定されうるオプションは既に織り込んでいる模様。結果が想定の範囲内に留まると、一旦は材料出尽くし感から、円の買戻しの可能性がある。本日は、(17:30)英3月PMI建設業、(18:00)ユーロ圏3月消費者物価指数・速報[前年比]、(21:15)米3月ADP全国雇用者数、(23:00)米3月ISM非製造業景況指数の経済指標発表が注目となるが、特に、5日の米雇用統計の前哨戦として、米3月ADP全国雇用者数の発表が注目で、内容次第では相場は大きく動く可能性がある。
夜間取引レンジ 4,681円~4,766円
池末
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